MySQL ODBC 5.2をデフォルトの設定でインストールしたら、ANSIのODBCドライバを使うと様々なエラーが発生します。
ExcelDBToolから接続する場合も下記のエラーが発生します。
-2147467259 [MySQL][ODBC 5.2(a) Driver][mysqld-5.6.15]Incorrect string value xxx
for column 'xxx' at row 1
この場合、こちらは以下のことを確認しました。
1、ODBC32bitが正しくインストールされましたか。(64bitではない)
2、接続文字列の中に下記の記述が入っていますか。
STMT=SET NAMES cp932;charset=cp932;
3、確認してから、テーブル名と列名が全部日本語でテーブルを作成して動作確認しました。
そうすると、DBに正常に登録できました。
カテゴリ: ExcelDBTool
楽々テストデータ作成 -6 ExcelからDB2へ接続
ここではExcelDBToolを使用して、MS ExcelからIBM DB2のデータベースにアクセスする方法を説明します。
1、事前準備
DB2へ接続するには、まずIBM data server clientsをインストールする必要があります。
下記のリンクへアクセスして、必要なバージョンをダウンロードできます(製品CDからもインストール可)。
https://www-304.ibm.com/support/docview.wss?rs=4020&uid=swg27016878
注意:Windows7でインストールする場合、一部はエラーが発生します。
http://www-01.ibm.com/support/docview.wss?uid=jpn1J1007486
V9.5 GA / V9.7 GA 以降の DB2 クライアントは Windows 7 に対応しています。
V9.1はWindows7以前のOSにてしかインストールできないです。
IBM data server clientsのインストール詳細は別記事で紹介いたします。
http://superdbtool.blog.jp/archives/1587885.html
2、DB2へ接続
①、Excelシート上にて右クリックして、DBツール→データ取得→テーブルを選択...をクリックします。
②、DB2へログインしていないため、ログイン画面が出てきます。
DBタイプにIBM DB2を選択して、接続タイプをIBM OLE DB Provider for DB2(TCPIP)を選択します。
LOCALの場合はSOCKETSを選択します。
プロバイダ、サーバ:ポート、データベース、ユーザ、パスワードを設定し、
接続文字列を確認します。その他のパラメータやオプションを設定する必要がある場合、
直接接続文字列に追加したり、接続文字列の内容を変更することもできます。
設定が終わったら、「ログイン」をクリックします。
他のログイン設定例:
その1
その2:ExcelDBToolの使い方(ODBC利用)
③、次のテーブル選択画面が表示されます。データ取得対象テーブルを選択して、
表データ取得をクリックすると、データがExcelの各シートに出力されます。
④、出力したデータに対して、追加/入換したり、削除したりすることもできます。
楽々テストデータ作成 -5 Oracleへの接続
楽々テストデータ作成 -4 MySQLインストール
1、MySQLダウンロード
http://dev.mysql.com/downloads/mysql/
2、MySQLをインストール
ここではWindows8.1 + MySQL 5.6.15 + mysql-connector-odbc-5.2.6 + ExcelDBToolの例で説明します。
(一部の画像は省略しています)
MySQL:
①Setup Typeを選択します。
②......いろいろインストールした後、次の画面が出てきます。
③MySQLを設定します。
ODBC5.2.6:64BitのWindowsでもx86 32bitのODBCをインストールする必要があります。
ダウンロード先:
http://dev.mysql.com/downloads/connector/odbc/
インストールでエラーが発生した場合、Microsoft Visual C++ 2010 SP1 Redistributable Packageをインストールする必要があるかもしれませんので、下記の記事を参照してください。
http://superdbtool.blog.jp/archives/922402.html
3、ExcelDBToolのインストール
下記のサイトからExcelDBToolダウンロードします。
http://www.superdbtool.com/download.htm
Windows8.1でインストールする場合、以下のメッセージが表示されます。
「WindowsによってPCが保護されました。」(つまりこのクリックによって、Microsoftはすべての
責任を負いません。これも他のOSの利用者がどんどん増えていく原因でしょうか。)
この場合、詳細のリンクをクリックしていただいて、実行してください。
「実行」を押してインストールします。
4、動作確認
Excelを開いて、シート上にて右クリックして、テーブルデータを取得してみます。
また、UNICODEのCharsetを使う場合、日本語登録できないこともあります。
Insert処理しますと、以下のようなエラーが発生します。
Incorrect string value: '\xE3\x81\x95\xE3\x81\x82...' for column 'NAME'
この場合、以下のように設定すればOKです。
STMT=SET NAMES cp932;charset=cp932
楽々テストデータ作成 -3 ダミーデータ生成&登録
ここではExcelDBToolを使用して、ダミーデータを生成して、生成↓データをIBM DB2のデータベースに登録する方法を説明します。
1、Excelシート上にて右クリックして、DBツール→データ取得→テーブルを選択...をクリックします。
2、テーブル選択の画面が出て、データ生成対象テーブルの表定義を取得します。
3、データ作成対象列を選択ししてから
シート上に右クリックして、DBツール→選択範囲にデータ作成をクリックします。
4、ダミーデータ生成設定の画面が出たら、データ開始行を設定して、各列の生成オプションを設定します。
5、生成したデータを変更・調整して、データベースに登録します。
右クリックして、「DBツール→データ更新→選択されたシートのデータを入換」をクリックします。